自分に合った働き方を
看護師がダブルワークをする際におすすめの働き方を紹介します。看護師は国家資格を取得し、特殊なスキルを持ち合わせている貴重な存在です。そのため、これまでの経験やスキルを活かして働ける職場は豊富にあります。
他の病院でアルバイトとして働く
まずは、他の病院でアルバイトとして働く方法です。看護師の求人はパートやアルバイトの募集も多いです。長期から数週間程度のものまで幅広くあります。接客や販売など、本業とは関係のない仕事をするのもおすすめですが、看護師のスキルを活かしたいのであればこちらがおすすめです。
単発で働くなら「イベントナース」
ライブやコンサート、スポーツ大会などを開催する会場には救護室が設置されています。そこで働くのがイベントナースであり、ダブルワーク先として人気があります。また、修学旅行などに同行して旅行者の健康管理をする仕事もあります。都合のつく日に単発で働きたい人におすすめです。
「デイサービス」などの介護施設
医療機関ではなく、デイサービスなどの介護施設でも働けます。看護師は医師の指示がなければ医療行為を行えません。介護施設には医師が常駐していないので、基本的には介護士と連携しながら業務を行います。介護には看護に通ずるところがあるため、看護師としての経験やスキルを大いに活かせるでしょう。
文章を書くのが得意な人は「メディカルライター」
看護師の知識や経験を活かして、医療系のメディカルライターとして活躍するのもおすすめです。雑誌や書類だけでなくインターネット上に公開するコラムなどもあり、案件数は豊富です。「病気が疑われる時の対処法」「病院選びのコツ」など、専門的な知識を持っていなければ書けないテーマについて執筆します。パソコンがあれば在宅でも始められるので、興味のある人はぜひ検討してみてください。
最も稼げるのは「夜勤専従看護師」
普段、日勤のみの職場で働いている看護師におすすめなのが、夜勤専従看護師です。週に2日休みがあるうちの1日を夜勤専従看護師として働いてみましょう。夜勤専従看護師の仕事だけでも月10万円以上は稼げます。夜勤手当がつくので、かなりの高収入を期待できます。東京都の場合、夜勤1回あたりの給与は約3万5000円です。1回あたり3万5000円で月4日働いた場合、月給は14万円になります。これだけ稼げるダブルワーク先は他にないといってもいいでしょう。ただし、本業とは勤務時間が異なり、体力的な消耗も激しいです。無理をすることで本業に影響が出る恐れもあるので、夜勤専従看護師をする場合は体調管理を徹底する必要があります。
