看護師のダブルワークについて【看護のミチシルベ】

都合のよい時にダブルワークをしたいなら「イベントナース」


様々な場所で必要とされている

イベントナースはコンサートやスポーツ大会など、様々な場所で必要とされています。屋内、野外ステージ、海辺など勤務地も多岐に渡ります。修学旅行や団体旅行に付き添うケースもあり、それらに同行する看護師は「ツアーナース」と呼ばれます。ツアーナースの求人は修学旅行が増える秋頃に多くなる傾向にあります。

イベントナースの役割

コンサートやスポーツ大会など多くの人が集まるイベント会場で働く場合は、設置されている救護室・医務室に常駐することになります。体調不良を訴える人やトラブルでケガをした人に対し応急処置を施します。状態が悪ければ病院に行くように促し、救急車を手配することもあります。ツアーナースも、学校の先生や添乗員と連携しながら観光客の処置を行います。加えて、具合が悪くならないように体調管理・予防のアドバイスをすることもあります。

勤務期間や報酬

イベントナースの勤務期間は基本的にイベントが開催されている期間のみです。1日限りのイベントなら当日のみですし、2~3日の場合はその期間が勤務期間となります。拘束時間や勤務場所はイベント内容によって異なります。報酬は1日あたり1万円程度からスタートする場合がほとんどです。拘束時間が長いイベントほど報酬も多くなる傾向にあります。そのため、拘束時間が長いツアーナースはイベントナースの中でも給与が高めです。

イベントナースのメリット

イベントナースのメリットは自分の都合に合わせて働ける点です。単発なので休日の空いた時間に働けます。無理のない範囲でダブルワークをしたい人や、スポット的に働きたい人におすすめです。また、単発なので人間関係や仕事量に対するストレスがありません。毎回異なる場所で働くことになるので新鮮な気持ちを保てます。
一般の人が見ることのできないイベントの裏側を覗けるのも嬉しいポイントです。普段は違う場所で活躍する人達と交流するので、人脈を広げることもできます。イベント会社や広告代理店の人と話す機会もあるかもしれません。

イベントナースとして働くために

看護師資格があればイベントナースとして働けます。緊急対応が必要になることも多いので、応急処置のスキルや疾患についての幅広い知識があると重用されるでしょう。適切な処置を施すためには周囲のスタッフとコミュニケーションを取って協力関係を築いておかなければなりません。その場にいる人たちの意見を聞き入れる柔軟性が求められます。加えて、冷静かつ的確に判断し、スピード感を持って自主的に動く姿勢も必要です。以下に、イベントナースの派遣に特化したサイトを紹介します。どのような仕事があるか参考にしてください。

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