職場選びのポイントは?
通勤時間が重要
ダブルワークをする際に注目したいのが通勤時間です。「通勤時間=拘束時間の一部」と考えましょう。通勤時間が短ければ短いほどプライベートの時間を確保できます。移動中は賃金が発生しないので、交通費が支給される場合でも自宅から遠すぎる職場は避けるべきです。効率的にダブルワークをするためには通勤時間を短くする工夫が必要です。職場が遠いと効率が悪くなるだけでなく、体力的な負担も増えます。本業の後にダブルワークをする場合は特に、移動の負担について十分に考慮してください。
考慮すべき点
通勤時間の目安は「1時間以内」です。ダブルワークをあまり公にしたくない人は、本業の職場と遠い勤務地がよいと考えるでしょう。同僚や患者に合うと気まずいためです。しかし、あまりにも遠いと通いづらくなり、負担が大きくなります。そこで基準とすべきなのが「1時間以内」です。実際にダブルワークをしている人のほとんどが1時間以内の職場を選んでいます。
次に想定しておきたいのが、どのタイミングでダブルワークをするかです。例えば、「夜勤→夜勤明け→休み」のスケジュールの中で「夜勤明け」のタイミングでダブルワークをする場合、一旦帰宅して仮眠をとるのであれば自宅から近い職場の方が仮眠時間を多く確保できます。「近すぎず遠すぎない距離」を意識して職場を選びましょう。
併せて、自宅から職場までの交通機関の有無やアクセスのよさも確認してください。車で移動可能な人は勤務先の範囲を広げることができます。休日のみ働く場合は多少遠い勤務地でも問題ないでしょう。
また、シフトの組み方にも配慮してください。常勤で働いた後にダブルワークに向かう場合は特に注意が必要です。移動時間にかかる時間を踏まえて、無理のないシフトを組んでください。そして、体調を崩さないように休息の時間も確保するようにしましょう。2交代制のシフトの場合、一般的に16:30頃から勤務が始まります。夜勤専従看護師の求人は「22:00以降勤務できる人歓迎」としていることが多いです。そのため、求人を探す際には自分が何時から勤務可能なのかを今一度確認してください。
求人の探し方
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