医療系以外の仕事を選ぶメリット
「ダブルワークしたいけど、医療機関で働くのは少し気が重い」という看護師の方におすすめなのが、医療系以外の仕事です。医療系以外の仕事を選ぶメリットは、本業とのメリハリが出やすいということ。看護師は「命」という重い責任を背負う、緊張感の高い仕事です。やりがいは大きいものの、ダブルワークでもその責任を背負うとなると、精神的負担がかかってしまう可能性があります。
その点、業種の異なる仕事は責任の方向性が異なります。新鮮な気持ちで取り組むことでリフレッシュが図れるでしょう。
また、異業種のダブルワークを選ぶことは、本業の職場との良好な関係を保つことにも繋がります。同業種での掛け持ちは、どうしても情報や人材の流出を懸念されがち。その点、医療系以外の分野であれば、本業の利益を損なう心配がなく、職場からの理解も得られやすいでしょう。
どんな仕事がある?
医療系以外の仕事としてはまず、イラスト制作やハンドメイド販売など自分の特技を活かすものが挙げられます。趣味の延長として始めることができ、働き方も自分のペースで調整が可能です。スキマ時間を有効活用したい看護師にとって、最適な働き方といえます。
また、飲食店をはじめとする接客業も、看護師の資質が活かせる場です。日々多くの患者さんと接している看護師は、相手の顔色や小さな変化を読み取る能力が高い傾向にあります。カフェの店員やレストランのスタッフとして働く際、きめ細やかな気配りやコミュニケーション能力が活きるでしょう。
収入よりも体験を重視したい方におすすめ
医療系以外のダブルワークは看護師免許を直接活かす仕事よりも、金銭的な面で見劣りするかもしれません。
それでも、異業種での体験は日常にこれまでなかった刺激を与えてくれるはずです。医療の現場から一歩出ることは、異なる価値観を持つきっかけになります。普段の生活では知り合うことのできなかった人たちとの交流も生まれるはずです。
ダブルワークを単なる労働としてではなく、自分の人生を豊かにするための「大人の社会勉強」として捉えてみましょう。医療とは無縁の仕事にチャレンジすることで、新しい自分と出会えることがあります。ダブルワークで良い刺激を受けることで、本業にもより前向きな気持ちで取り組めるようになるかもしれません。「収入」という数字以上の価値を「体験」の中に見出すことが、看護師人生をより長く、健やかに彩ってくれることに繋がるでしょう。

